アルタシア・レガシィ

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  • Lodomar(未開放)
  • Oks(未開放)
  • Iberis(未開放)
  • Shdya(未開放)
  • Eucrex(未開放)

それは、死者を蘇らせる力。
あるいは、悲しみを拭い去る光。
人々はそれを、『希望アルタシア』と呼んだ。

救いを求める人々は地に火を放つ。
屍山血河の果てに君が見るのは——希望か、絶望か。


はじめに

TRPGとは

 皆さんは子供の時に『ごっこ遊び』をしたことはありませんか? あるいは、『ロールプレイングゲーム』や『RPG』という単語を聞いたことはありませんか? TRPGは『テーブルトークロールプレイングゲーム』の略称で、簡潔に言うなれば『ごっこ遊び、すなわち役割演技(Role Playing)に詳細なルールを付しておしゃべり(Table Talk)を楽しむ』ゲームのことです。例えば『世界を救う旅人』としての役割を付された場合、そのような方向性で他の旅人と旅程や今後の方針について話し合うことになるでしょう。そういう意味では、特定の目的を遂行するために複数人が協力して行動するゲームであると言えるかもしれません。
 またTRPGの特徴として、王子様やお姫様といった劇の配役の他に、特殊な意味づけをされた単語が登場することも挙げられます。

ゲームマスター(GM)
 ゲームの進行役を務める人です。またプレイヤーの相談役でもありますから、遊んでいる途中で困った時は遠慮せずに頼りましょう。
プレイヤー(PL)
 ゲームマスターの進行のもと、ゲームに参加する人たちのことです。『アルタシア・レガシィ』では、プレイヤーの人数は最低でも2人、多くても4人までを想定しています。
プレイヤーキャラクター(PC)
 プレイヤーが操作するキャラクターのことです。彼らはゲームの舞台に住んでいますが、私たちと同様に個性を持ち、目的を持って行動します。プレイヤーはシナリオの展開やキャラクターの個性を鑑み、キャラクターがどう行動するかを宣言します。基本的に、シナリオはこの「行動宣言」によって進んでいきます。
ノンプレイヤーキャラクター(NPC)
 GMが操作するキャラクターのうち、PC同様に思考し行動するキャラクターのことを指します。物語の上でPCたちを導いたり、時に敵対したりと重要な役割を担うことがあります。
ダイス
 TRPGにおいては、さいころのことを「ダイス」といいます。私たちがよく知っている6面体のダイスから、4面体、8面体、10面体、12面体などその種類は様々です。『アルタシア・レガシィ』では6面体ダイスを2〜5個使います。
セッション
 ゲームを遊び、終える。物語の一区切りを、セッションと言います。シナリオに続編があり、数回にわたって遊ぶ形式のものをキャンペーンと呼ぶこともあります。

アルタシア・レガシィとは

 ここではないどこか、けれど私たちが共感できるほどに近い世界、それが『アルタシア・レガシィ』の舞台、ケルド大陸です。
 ケルド大陸は、グランベル帝国、ガレリス同盟の二国によって統治されており、ローザリア聖教という秩序の教えのもとにあります。その文化は私たちの世界でいう近世ヨーロッパに近いものがありますが、大きく違うところを挙げるとすれば、神秘の力が存在するということです。
 約1000年前、ケルドの大地は混沌の最中にありました。《大崩落》によって《災いの門》が開き、あらゆる病魔や不幸が地を覆い尽くしていたのです。それまでの文明や生活はことごとく破壊され、今となっては1000年より以前の記録は何も残っていません。
 人々が絶望にある最中、しかし、異邦の旅人が混沌を鎮めました。銀の鎧にふた振りの剣を携えたその旅人を、人々はアルタシア——『希望』と呼びました。
 旅人はケルドの地が平穏を取り戻すといずこかへ去っていってしまいましたが、その名は人々の記憶に強く刻まれ、やがて旅人を救世主と崇める宗教、ローザリア聖教が生まれました。
 ローザリア聖教はアルタシアの遺産を受け継ぐものとして、ケルドの地に新たな秩序をもたらしました。そして、今——
 大陸歴1062年。ローザリア聖教の教皇オルドレッドが暗殺され、その継承権を巡ってグランベル帝国とガレリス同盟の間に争いが勃発しました。二国の元首はオルドレッドの血を引く男女であり、どちらの国もアルタシアの遺産を得ようとしているのです。
 アルタシアの遺産については、これまでに様々な憶測が飛び交っています。死者を蘇らせる力であるとか、《大崩落》以前の全ての記録であるとか、とにかく人智を超えたものであるというのが一般的な見解であるようです。
 プレイヤー演じるキャラクターは、そのような時代の急流に飲み込まれた人々のうちの一人です。グランベル帝国、ガレリス同盟——そのどちらかの勢力に所属し、アルタシアの遺産を求めて戦乱の大地を駆け抜け、その中で英雄と謳われることもあれば、悲しく辛い別れを経験することもあります。生死を賭けた戦いが、あなたを待っています。


最初に把握するべきこと

用意するもの
 『アルタシア・レガシィ』は2〜5人で遊ぶことを想定しています。ダイスは場面に応じて6面ダイスを2個から5個使用します。遊ぶためにはキャラクターシートとルールブック(このサイトです)が必要です。
ケルドの暦
 1日は24時間、ひと月30日、1年は360日で、四季があります。月は古き神々の名を冠しており、「○○の月××日」と数えます。

【3月】ダナン
【4月】ケルクス
【5月】フォドラ

【6月】ナリオン
【7月】バキア
【8月】ミュドラ

【9月】アヴィオル
【10月】ロドマー
【11月】オクス

【12月】イベリス
【1月】シュディア
【2月】ユークレクス
ケルドの通貨、単位
 通貨はルクル(R)で表します。100Rあれば、一週間それなりに過ごすことができます。長さや重さなどは私たちが使っているメートル法で表します。
本文中に使われる用語について
 このゲームでは、ごくごく一般的な名称も特別な意味や役割を持つことがあります。よってそのような語については、以下のような表記を用いて区別するものとします。

〔◯◯〕:ゲームシステム用語
 (例)〔エンゲージ〕、〔行為判定〕
《◯◯》:術技名
 (例)《ファランクス》LV2、《タービュランス》LV1
[◯◯]:計算式
 (例)[術技レベル+1]
〈◯◯〉:アイテム
 (例)〈傷薬〉、〈ロープ〉
ダイスの読み方
 このゲームでは、6面ダイスを2〜5個使用します。6面ダイスを2個振り、その合計値を求めるダイスを「2D6」、同じく6面ダイスを2個振り、一方を十の位、もう一方を一の位として値を求めるダイスを「D66」といいます。どちらが一の位でどちらが十の位かは、ダイスの色や降る順番などで事前に決めておくと良いでしょう。
 また、ダイスで決めても自由に選んでも良い項目を「RoC」(Roll or Choice)といいます。大抵の場合、チャート(表)とともに出てきます。
ゴールデンルール
 遊んでいる途中、皆さんは多くのルールに従うことになるでしょう。それらのルールの上位に位置し、ゲーム全体を統べる規則をゴールデンルールといいます。『アルタシア・レガシィ』はこのゴールデンルールを承認するところから始まります。

1. GMは、出来るだけ正しいルール運用に努め、誰に対しても公平な裁定を行うこと。
2. ルールに記載されていない状況やルールの適用に迷った場合は、「シナリオの趣旨に合っているか」「PLに有利かどうか」等を判断基準にGMが最終的な決定を下すこと。
3. ルールの適用を間違えた場合、その場で速やかに訂正し、以降は正しいルールに従って処理すること。ただしすでに適用済みの結果については巻き戻しをしないこと。
4. GMは自らが許可していない判定やダイスロールの結果を棄却し、やり直させることができる。
5. GMは自らが行う判定やダイスロールの結果を、ダイスを振らずに自由に決定することができる。  
端数の処理
 計算の結果として端数が発生した場合、特別な断りがない限りは「端数切り捨て」の処理を行ってください。
留意事項
 この世界はGMとPLが対立し、競争し、勝敗を争うために存在するわけではないことに注意を払ってください。GMもPLもお互い協力してより良い結末に導くために力を尽くすこと、どれほどの苦難が待ち受けていようとも、それを乗り越えた先に「楽しかった」という思い出が残ること、それがこの世界の望ましい姿なのです。